第８８回　選手権大会　甲子園大会

　準決勝　１４日目　第２試合　（２００６年　８月１９日）　阪神甲子園球場

鹿児島工　対　早稲田実　

　【試合時間】　時間分

　試合経過　　（独自の記録であり公式記録と異なるところがあるかもしれません）

　※　３回表　二死一三塁，牽制で一走が挟まれ，この間に三走も挟まれるが，送球が走者にあたり三塁セーフ。一走は二塁へ。

　〔投手交代〕　５回　榎下（打４番から）
　〔守備交代〕　５回裏（投）榎下，　６回裏（左）龍，　８回裏（遊）田代　　

　【盗塁】　３回表　和田（打２時，三走挟まれる間），　５回裏　今吉健（打６番三振時）

　〔投手交代〕　
　〔守備交代〕　９回表（二）神田

　【試合経過】　（完全に鹿児島工寄りです）

１回表（鹿）　先制パンチを浴びせたいところであったが，三者凡退に打ち取られる。
１回裏（早）　四死球で走者を出した後，４番に３ランを浴び先制点を許す。

２回表（鹿）　初回に続き３人で打ち取られる。
２回裏（早）　二死二塁から適時二塁打を打たれ，追加点を取られる。

３回表（鹿）　一死から８番下茂選手が初安打。次の和田選手の犠打を投手が二塁悪送球し一三塁。
　　　　　　　　その後二三塁まで攻めるが，相手投手にねじ伏せられ得点ならず。
３回裏（早）　下茂投手，簡単に三者凡退に打ち取り，リズムを作る。

４回表（鹿）　中軸の打順であったが，３人で打ち取られる。
４回裏（早）　３回に続き，下茂投手，またも三者凡退に打ち取り，力投する。

５回表（鹿）　鹿児島工も三者凡退で，試合が硬直する。
５回裏（早）　一死二塁のピンチに下茂投手，変化球の連投で相手３番打者を三振に打ち取る。
　　　　　　　　本塁打を打っている相手４番を迎え，ここで投手が榎下投手に代わる。
　　　　　　　　榎下投手，４番には死球を与えるも，次打者を打ち取り，得点を許さない。

６回表（鹿）　一死から宿利原選手が左前にクリーンヒット。藤井選手がきっちり送って二死二塁。
　　　　　　　　ここで，鹿児島工は代打に今吉晃一選手を送り，球場の雰囲気が盛り上がる。
　　　　　　　　相手投手も直球で力勝負。フルカウントから高めをフルスイングするが惜しくも三振。
６回裏（早）　二死から二塁打を浴びるが相手打者を三振に打ち取り，得点を許さない。

７回表（鹿）　この回先頭の鮫島選手は痛烈な遊ゴロをうまくさばかれ一死。
　　　　　　　　続く今吉選手がきれいに左前に運び一死一塁。
　　　　　　　　次打者三振の間に二塁へ盗塁し二死二塁とするが後が続かず，得点ならず。
７回裏（早）　榎下投手が好投，三者凡退。左翼手龍選手，左邪飛をフェンス前まで走り好捕する。

８回表（鹿）　代打も送り反撃を試みるが，三者凡退に打ち取られる。
８回裏（早）　中盤以降しのいできた鹿児島工だが，この回，痛い追加点を奪われる。
　　　　　　　　しかし，その後一死一三塁のピンチを三ゴロ併殺に打ち取り，１点に抑える。

９回表（鹿）　５点を追って，最後の反撃を試みるが，相手投手に１３個目の三振を奪われ試合終了。

鹿児島工，惜しくも準決勝で敗退するも，初出場でベスト４まで進出。
今大会にさわやかな旋風をおこす。

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